ネーミングをしてみたい
最近、NHKのドラマ『だから私は推しました』ってのが面白くて、基本的にあんましドラマ観ないんだけど、ついつい次が気になっちゃう。
続けて観なきゃいけなくなる拘束される感がキライなんですよね。
といっても毎週楽しみにするドラマもあったんだけどさ。『あまちゃん』なんか毎日なのに朝早く起きて観てたからね。
今ではまた元の遅寝遅起きに戻ってますね。
で、その『わた推し』観てて、なんとなくヲタクの生態がわかるし、ドラマとしてもよく練られてて面白いんだけど、うちのヲタが語るんだよ。「このヲタは浅いな」とか。
それでちょっとイラつくわけですね。
オレは正直言ってヲタって一種の才能だと思う。思うようになった。オレはそこまで何かに熱中したことないから。そして仕事の現場でもヲタを何人か見てきたけど、ヲタを昇華させて生活している人もいるわけだから。けれど、「浅い」と言ってる20代中盤になった息子に、なにエラぶってんだよ…って思うんだわ。
けれどそんなことでモメるのもなんですからねぇ…。
実家に住んで、生活費がほぼかからない暮らしでヲタやってて、それってどうなの?と。いや、ファッションヲタじゃねーのか?と。自分で生活を立てて、それでヲタやってるのなら、本気なんだな、って思うけどさ。
ファッションヲタw なんとなくわかります。
で、レッテルを貼って区別するべきじゃないか?と夜中に食器洗いながら思ったわけだ。家族全員分の食器を洗いながらネーミングを考えた。で、「野ヲタ」と「家ヲタ」ってのはどうだ?と。結構いいネーミングだと思うので流行らせたい。
こんなほとんど人が見てないブログで発表しても…。
昔はパラサイトって言ったけど
野ヲタってのは、ひとりで社会に出てヲタやってる人。対して家ヲタは実家で気ままに暮らしながらヲタやってるイメージで。いいトシこいて親に頼って暮らすのを、ちょっと前はパラサイトとか言ってたよな。
10年…いや、もっと前ですかね。
パラサイトって単語には蔑みのニュアンスがあるけど…なんたって“寄生”だからね。しかし、景気のこととかもあって、それも無理ないかなぁ…と気の毒に思う部分もある。
ぼくらが若かったころは、なんだかんだ恵まれてたんですよ。自分のクルマ乗って高速道路が大渋滞しても海行ったりスキー行ったり、記念日にはレストラン予約して…とか。
多くの若者がユーミンに洗脳されてたw スキー場のリフト2時間待ちとかしてたもんな。まだバブルの香りも残ってたし。
ぼくらは、そういう時代に育ってきたので、いまの若い世代のことはどこまで言えるのか。そんな遠慮はありますよね。どこかに。
与えてやれなかった弱み
彼女がいない、とか、結婚しない、とかも、やっぱり生活への不安が潜在的にはあるんだろう、と思う。
まぁ、親の金回り見ていれば…。
言い返せないが、不安になるだろうね。金に困ってる姿なんか見せたくて見せてるわけじゃないんだけどさ。隠すこともできないんだよ。
自然に出ちゃう。てか、家に請求書がたくさん届く。
請求書じゃなく督促状ね。しかも開封してない窓付きの封筒がたくさん放置されてる。
ほんとは、家にいるならいるで、もう少し家計を助けてもらいたい、と。
そこがストレスなんだよ。おれは20代なかばで家を出て結婚したけど、と思いつつ、将来に望みがあったからね。自分にも社会にも。そして、なんつっても学費は親に出してもらったし。クルマも買ってもらったんだよ。実家にクルマがなかったというのもあるけど、いま思うと恵まれてた。
ボロい実家で恥ずかしかったとか、「カネがない」としょっちゅう聞かされて育ったから大学ははなから諦めて専門学校選んだ、とか。言ってましたよね。
ボロいといっても持ち家だったし、専門学校選んだ理由は「カネがない」と言われ続けたことも一因だけど、勉強から逃げてたんだよな。それに比べて、息子はちゃんと名前を聞いたことのある大学に現役で入ったけど、奨学金受けさせざるを得なかった。
それで家ヲタに育っても文句が言えないと。
家が貧しくて家計を支える子ども、という存在がいるらしいことは知ってる。でも、そこは強要できないし、それで子供の将来を潰すわけにはいかないから。ま、家にこもってるわけじゃないし、望みすぎるのはやめとこうかと。
それより自分がいかに稼ぐかを考えたほうがいいですよね。人生100年時代だって言うし。
借金がこんもりあるのに老後2000万必要とかって…ああオレも現実を忘れられる趣味がほしい!没頭できる時間はないけど!
それでも『わた推し』を観れる時間はあるんだからイイじゃないすかw
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