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人生のすり傷に『夜廻り猫』9巻

死ぬまで生きよう人生の件
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もれなく思い当たってしまう

Hin
Hin

地元の書店に予約して初日に入手したのに、ボーッと生きていて感想が遅くなりましたが、『夜廻り猫』第9巻が発売になりました。

Don
Don

パチパチパチ!

Hin
Hin

そもそもは「感動」とか「共感」という言葉はあんまり信用しないし、使いたくない方なんだけど、この作品ばかりはどーしようもないね。

Don
Don

そうですね。そもそもこの作品、つまり人間の話ですからね。

Hin
Hin

いろんな形容詞があるけど、切なさとか、愛しさとか…それ以上に、あることすら忘れかけていた「心の痛み」みたいなものにスッとくすりを塗ってくれるような感覚があるんだよ。

Don
Don

いろんな表現物を観たり聴いたりしますけど、うっ、こんなところ突いてくるんだ…とハッとする話が多いんですよね。

Hin
Hin

たとえば、今回も「わがままモネ」の話が出てくるけど、飼い主の老夫婦に構われないとスネるやっかいな猫だけど、人には「何かの面倒をみる喜び」というのが必要なことがあると。

Don
Don

よく「親や子に迷惑をかけない」というのが美徳のように言われますけど、そうじゃないこともあるよ、って。

Hin
Hin

生きがいって、人とか何かの役に立つ、という側面が大きいと思う。だから、「モネはよく働いておるな」と遠藤平蔵に褒められるんだよ。

貧困とかいじめとか生老病死の諸問題

Don
Don

貧困ネタが多いのも、共感してしまうポイントなんですよね。

Hin
Hin

オレたちはとくになw

Don
Don

『夜廻り猫』がなぜ刺さるのか、といえば、まさに「誰もが当事者」だったりするテーマが底辺にあるからですよね。

Hin
Hin

いじめとか介護とか、生老病死の諸問題に寄り添いながら、ほとんど1話1ページ8コマで表現する。深谷先生は本当に菩薩さまの化身に違いない。

Don
Don

いま、脇にある本をパラッと開いた第758話に、「他人の不幸に興奮する人たちに疲れ」というセリフがあります。そう、他人の不幸に興奮する…残念ながらある話です。

Hin
Hin

ちょうど今ごろの季節の話だ。ハンドクリームで思い出してしまう…というのがツラい。

Don
Don

それと、とくに印象的なのが、第770話ですね。むか〜し世話になった先生のイメージがなんとなくポーンと浮かび、同じような状況だったらあの先生もこういうことしてくれたかもな…とか思いました。

Hin
Hin

心のヒダとか琴線に触れるとか言うけど、そういうお話が詰まってる。

Don
Don

ニコッとさせてくれる話も多いですよね。キャラもみんな立ってる。ワカルパイセンとか、登場したころからのお気に入りです。最近人気で古参オタみたいな気持ちになってますw

Hin
Hin

オレは本はおろかマンガも読み返すことあまりないけど、『夜廻り猫』は枕元に置いてあるよ。

TVアニメ化がくる!

Don
Don

そもそもツイッターから始まったんですよね。糸井重里さんのツイートで興味を持って読み始めてハマった、という。ちょっと古いですけど紹介記事を載せましょうか。

Hin
Hin

なんか強く惹かれたんだよなー。そして深谷先生はたしかデザイン科を出てらっしゃるから仕事が細かい。展覧会とか、コロナになってから難しくなったけど、あの展示とかは圧巻だよ。オレは『夜廻り猫』が好きすぎて、イーロン・マスクよりフォロワーが多いべきだ!とか結構ホンキで思ってる。

以前の展覧会。この数字が日ごと変わるんだけどクオリティが高いのよ。

Don
Don

でも、9巻の帯で告知がありましたけど、TVアニメ化決定!!ってことで。

Hin
Hin

いやー、ホントめでたい。深谷先生おめでとうございます!

Don
Don

どんなアニメになりますかね?

Hin
Hin

何しろ原作は基本1ページ8コマ完結だから、サザエさんみたいにエピソードをつないで構成するか、5分枠とかでじわじわ攻めるか…。

Don
Don

なんかファンもじわじわ増えてきた作品だから、ゆっくり長ぁぁぁく続いてほしいですね。

 

 

 

コメント

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