また10万円ください！と言っていいのか説（その２）

前回の記事から年をまたいでひと月半。コロナ問題が少しは好転する情報はほぼないな。

おれも夏にやった仕事のギャラがそこそこもらえたことで、ひと月半前はまだ心に余裕があったんだなぁ…というのが読み返すとわかって泣けるわ。そして、こんだけ経済状況が厳しいと言われてるのに再給付がないなんてことはまさかないよな？と思っていたこともあった。

飲食店には少額にせよ補償がある。しかし、それ以外の庶民にはない。

まして借金で自己破産準備中とあっては、いくら実質金利ゼロとかいわれても借りにはいけないからな…つらいな。

健康保険料も年金も払えないな。

それな。じつは、オレもずっとそれ信じてた。けれど、最近ちょっと…いや、かなり違うらしい？という言説を知ってさ。

それがまったく違うらしいんだ。国はいくらでもお金を刷れる。だから毎月一律10万円配ったり、大きな公共事業にお金をつけることは問題ないんだと。

正確には、ここにいくら、と書き込んだりキーボードで入力するだけでいいんだっていうけどね。

このチラシの説明がわかりやすい。

単によくわかってないのでは？という説もあるね。

いや、モノゴトの原因は、意外にシンプルだったりするからね。あるいは、固定観念に縛られているか。そりゃ使ったお金は減る、というのが庶民の絶対的な常識だから。お金はいくらでも刷れる！と言われても、いやいやいや…と思うよ普通は。

池上さん番組の制作をしていた…て人のツイートを見かけたけど、池上さんとゲストのやり取りが作為的に編集されてる！ってタレコミもあった。陰謀論かもしれないけどね。

マスコミの体質かもしれないね。

ネットの話題を拾ってもいいけど、それきっかけに深く掘って番組にしてほしいよ。で、ここからは反緊縮／リフレ系のツイートを拾い読みしてるニワカによる推測だし、三流ゴシップ誌みたいになるけど。じつは、財務省の省益のため、とも言われてるらしい。

ま、組織の利益、ってことだな。つまり、官僚は定年を迎えたら天下りする。おれもリアルで見たけど、関連する民間企業に再就職するわけだ。いいポストと条件で。そりゃそうよね。民間企業にしてみりゃ、監督官庁に顔が利く人を引き込んだほうがいろいろ有利だし。

菅首相のご長男も総務省を接待してるしな。

なので、財務省としても、綿々といい天下りができるように強い省庁であり続けたい。そのためには緊縮財政が続いき財政健全化を訴えるほうが都合がいい、ということみたいだ。

板挟みの善人もいると信じたいね。

そういうの、日本人は根深く持ってるからね。「働かざる者食うべからず」的な。

でも、いまは明らかにピンチなわけだ。ほぼすべての国民が。緊急事態宣言が延長されて、自殺者だって増えるよ。で、緊縮も財政健全化もいまは必要ないのなら、政府は財務省…まぁオレらの知識レベルで決めつけはよくないが、給付金や公共事業でどーんと財政出動してほしい。さらには、この際、スペインみたいにベーシックインカム導入しちゃってもいいんじゃないか。

以前ちょっとベーシックインカムについて書いたけど、世界はどんどん実現に向かっているのかもしれない。

働かないやつが出る！みたいな反対論もあるけど、なぜ人間は働かなくてはならないのか？ってところから問うてもいいんじゃないかな。いまはAIとかロボット技術とか量子コンピューターとか、どんどん進化してるんだから、人間の価値観や生活だって変わっていくのかもしれない。