ゆでガエル、ダメ！ゼッタイ！

得意先が、コロナの影響が長く続きすぎて「廃業する」って言ってるんだよ。

先が見えないから、と。景気の気は気持ちの気だから、この落ち込んだ空気も含めて問題なんだよな。

あとは噂される第６波を切り抜けられるか…イギリスはいろいろ解除したら感染者５万人になって危機的状況！とか言ってるし。

そんな渦中に今度の日曜は衆院選だ。

で、やはり景気が大きく落ち込んで…と言っても税収過去最大とかイミフなことも多いけど…ま、おれら平民は経済対策が生死を分けるから、めちゃくちゃ重要だ。

そんな中、財務省の次官の寄稿が問題になってる。

発ｘ狂してんのか？とすら思ったよ。まぁ、おれの判断基準はTwitterから仕入れたものがほとんどだけど、日本の国債は通貨発行権のある自国通貨建てで、しかもほとんど日銀と日本国民が持ってるから破綻はしない。大まかに言えばそんなことのはずだから、このおっさんは嘘をついとるわけだ。

しかし、さっきも言ったように、50をゆうにすぎたいいジジイの自分でさえも、そんなこと最近知ったのよ。おもにTwitterをきっかけに。

きっとコロナがなかったら今でも知らなかっただろうと思うわ。池上さんに「国の借金が！」って言われて、そうか、大変だ。国にお金がないならおれに金がないのも道理だわ…とかね。そう信じ込んでたから。

経済的にピンチだったからだよ。

そうだよなぁ…。おれら20代のころって、なんかイケイケだったもんな。『Japan As No.1』なんて本が話題になったりもして。

庶民だって、忘年会のビンゴの景品がハワイ旅行だったり、BMWを「六本木のカローラ」とか言ったり、銀座で終電逃すとタクシー捕まらないから早朝まで飲み続けたりね。

クリスマスにホテルのレストランでディナーとか…予約するのも１年前じゃなきゃ無理とか…なんか世の中の金回りがよかった時代ってたしかにあったんだよ。でも、そんなの今の時代から考えればただのファンタジーだよね。

だけど、もしかしたら、ちょっと反省しすぎたんじゃないか？という気もするんだ。あんなアホな時代があったから、こんなに貧乏になったんだ。仕方がないよな…とか、大人たちも思い込んでたんじゃないか。

そして経済のことなんて義務教育や高等教育じゃ習わない…習ってないよな？うん。だから、疑おうにもきっかけすらなかった。けれど、ここに来て、コロナで世界的に経済もエラいことになったんだけど、アメリカを筆頭に海外はドカーンと補償をつけたんだよな。え？そーゆーの日本はできないの？ってところから、経済に明るい人たちがTwitterで問題提起始めて。

いま、衆院選を前に、給付金どころか消費税もゼロにしろ！できるはずだ！とアピールする政党も出てきたりしてね。

入れるかどうかは別にして、そういう流れが出てきたのはとてもいいことだと思う。若い世代が知らずにゆでられていくさまは見たくない。

知らないうちにゆでられた。まさに被害者だよね。だから、政権を取らないまでも、次の政府の首にあいくち突き付けられるくらいの勢力が出てくると、緊張感が出ていいかも？と思う。

とにかく、選挙に行こう。どこを選ぼうと、参加することが大切だと思う。

まぁ、おれ比例は国民民主党に入れるな、たぶん。