渋谷すばる、何を想う…。
続けてジャニネタなんだが。
昔はアイドルにネガティブだったけど、最近はずいぶん…。
受け入れてる…てゆーか、むしろ応援しているケースが多いな。
昨夜の『関ジャム 完全燃SHOW』を見ての感想ですね。
うん。ま、じぶんがむかしバンドをやってたこともあって、てか、もっと具体的に言えば、音楽に目覚めたころに女子の間で “ たのきん ” ブームがあってさ、モテないヒガミで忌み嫌ってたころからの感じで、そもそもはジャニーズ系のアイドルは馬鹿にしてたんだよね。だけど、そんなヤツらがバンドサウンドを。
ほおおお、バンドサウンドをw
茶化すでない。いや、ま、どこか共有できる感じができると、そもそもはイジけてたわけだから、急に寝返る。
つまり、バンドをやるのはアイドルに甘えてない証じゃろうヨシヨシ…みたいな。
ま。そゆ感じではあるな。…やっぱバカにしてるな?
いやいやいや。それはそうと、顔面やスタイルでは共通点がないけど音楽では語り合える的な?
くだらぬ深掘りはいいとして、昨夜の『KAN JAM』にさ、脱退する渋谷すばる氏が出ていたわけ。まぁライブには出ないけど年末まで事務所との契約は維持するってことだから、番組に出てるのはいいとして。
いいとして。
でね、番組を見ながら、なんで脱退して『音楽を学びたい』ということに至ったのかというのが、ぼんやり頭のなかに沈殿していたのが、ふと思い起こすことがあって。
たしかに『KAN JAM』という番組は音楽を学べて楽しい番組です。音を楽しむ。それが音楽ということを思い出せる。
僕は歌っただけだから…。
で、昨日の番組を観ていて、ふと頭によぎったのが、あの超伝説のバンドであるレッド・ツェッペリンのヴォーカルのロバート・プラントがさ、何年か前の再結成騒ぎのときのインタビューで『僕は歌っただけだから』と言ってた…詳細はおぼえてないけど、たしかそう言ってたと思うんだけど、その話にシンクロして。
ロンドンO2アリーナでの一夜限りのライブですね!アトランティック・レコードの会長かなんかの追悼コンサート!
そうそう、世界中から注目を浴びてたやつ。
沢尻エリカが『別に』コメントを発した元ネタですね!
そーだよ!そんなに興味ないんならオレにチケットくれよ!とか思ったよ。それくらい観たかったんだよ…。その前後はツェッペリンが再結成して日本公演が決まったらどう手を回してチケットを取るかだけ考えてて…なんせ1972年以降日本でのライブがないからね…。ま、結果ナマでは観れなかったけど、やたら情報を集めているときに何かの雑誌でツェッペリンのヴォーカルであるロバート・プラントが『自分は歌っただけ』とコメントしてて、どんだけ多くのフォロワーがいるんだよ!という伝説の、という表現がマジにリアルな人なのに、そこまで自己評価が低いのか…とショックだったんだよね。知らない人はぜひググってほしいくらいの人なのに。
謙遜だったんじゃないですか?
いや。前後の文脈から、そうじゃないニュアンスだったんだよね。もちろん原文じゃないからさ、わかんないけど。しかも立ち読みしただけだからさ…。ま、しかし、なんせツェッペリンってバンドはギター、ドラム、ベース&キーボードがみんなすごかったから、その中で苦しんでたのかもしれないな、と。いちばん年下だったし。
関ジャニの年下は大倉くんだからそこは当てはまらないけど、いろんな分野でそれぞれのキャラを発揮し始めているときに、自分は今後どうすんやろ?と思った可能性はありますね。
MC班にバラエティー班、ドラマ班…そん中で、じぶん音楽班で胸張れんのか?と。
いまやアイドルも、いろいろやんなきゃだし、長寿命ですからね。
最近のアイドルはマルチを求められるから、関ジャニもアイドル兼お笑い兼音楽という複雑な設定を求められてきたと思う中で、それまでは“音楽”はそこまで深く求められるジャンルじゃなかったと思うんだ。けど、音楽を、しかも追求する番組始まったり、フェスとかでも勝負しようとしてたらしいし、その中でのジレンマはあったんだろうなーと思う。
TOKIOの長瀬君にも、おなじ感じを持ちます。だから自分で作詞作曲するほどになったのではと。バンドの中でのヴォーカルって、自己評価が難しいんだろうな、と。だから…ギターを持ちはじめる。
渋谷すばるくんは、音楽活動的には存在感あったと思うけど、バラエティやドラマではファーストチョイスじゃなかったよね。だからこその決断だったと思うし、あの関西ノリのアイドルグループで、しかも中年に達しつつどこまで音楽深められるかは興味があったけど、彼の決断を尊重したいよな。
期待しているように聞こえるかどうかわかんないけど、何年後かにボブ・ディランみたいになっている渋谷すばる+関ジャニのライブを観たいです。
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