猫は視界にいなかった
いやー第6巻目も最高だったー!
ですね!全部読んでたつもりでも、あ、このエピソード初見?みたいなのもありました。
思えば糸井さん(@itoi_shigesato)のツイートで知ったのが、まだ1桁目か、2桁の最初の方だったと思うけどさ、すっかりキャラも増えて個々の人気も定着した感じがあるね。オレはやっぱりワカルパイセンだなー!
ワカルパイセンはサイコーです!今回は雑巾野郎たちもめっちゃいい仕事してます!
LINEスタンプの「呼んだかい?」は、意味もなく何度も使ってるw
▲画像をクリックするとLINE STAMPのお店に飛びます。
そもそも、ワカルパイセンもなんで涙を掃除してたんでしょーかね?その派生形で雑巾野郎だったと思うけど。
細かいことは言うんじゃねーよ。パイセンはサッちゃんと楽しく暮らしてるんだ。
サッちゃんがちょっと羨ましくなることありますよね。そもそも人間以外の哺乳類と暮らしたことないからなぁ。
哺乳類と暮らしたことないくせに、買うなら犬って決めてたのが、最近かなり揺らいでるよね。そもそもUR賃貸だから飼えないけど。
ダマで飼ってる人いるっぽいですけどね。
経済力だね。飼えない理由は。
にしても、昔は猫ギライな親の影響もあって視野の外でしたけど、最近は猫飼いたい感じになってますよね。
勝手な感じが性格的に合ってるし、作者の深谷かほる先生(@fukaya91)の影響なのか、どんどん猫が心理的に身近になってるのよ。
わかる。だって遠藤さん訪ねてきたら、ぜったい一緒に飲もう!って誘いますよね。
帰さないよね、朝までw。経済状態によってはカラオケにも誘うw
ジューロは寝てますね。
ワカルパイセンにも来てほしいな。サッちゃんが寂しがるから呑みに寄る程度に。カラー姐さんとか家にいたら趣味も合うし話も楽しそうだからなぁ。あ、それと宙さんも来てほしいな。
ふかふかですからねw
神がかってる
第6巻の白眉は、まずは特装版限定付録の『夜廻り猫の雑貨店』だな。
ツイッターで全部読んだつもりだったのに、まとめて読むとちょっと違うんですよね。
そうそう。あれだけ無料で公開しながらちゃんと本が売れるってのは、そういうことなんだと思うよ。
手元に置いておきたい「心の重み」みたいなのがあります。
あー、そうだね。心の重み。深谷先生の漫画って、なんか神がかってる!って思うときがあるんだよな。この別冊付録もそう。
「死線を7回越えた猫は」の下りは鳥肌が立ちました。
「縄張りも命も借りて使っていつかは返すもんだ」って遠藤のセリフも男前だよ。
本編中でもいくつも素晴らしいセリフがあります。オビにもある「厳しく育てられたから私たちは嘘つきになったね」ってのが…。
ドキッとしたよ。そういうことって、たしかにある。
モネの存在もすごいですよね。
あれって、ただワガママな猫なんだけど、そのことで救われている存在もいるんだ、って。そういう光の当て方って、心が大人じゃないとできないよな。
そういえば、また『夜廻り猫の雑貨店』に話を戻しますけど、お店、です。なんでお店をテーマにしたのか、あんまりよくわからない。深谷先生も「意味は特にありません」とかおっしゃりそうだけど、お店って、なんかあるんですよ。きっと。
わかる。わかるけど、分析すると野暮になっちゃうかもしれない。ちっちゃな謎がいろんなところにあるのも、『夜廻り猫』の魅力のひとつだから。読んだ時点ではちょっと捉えきれなくても、後でわかるときが来るんじゃないか?と思わせる。
だから読み捨てられない感じ、なんですよね。だから紙で買う本リストに入るんですよね。
オレらはみんな猫なんだな
『夜廻り猫』の世界って、なんか宗教を感じるんだよ。
そんなことは一言も出てきてないですけどね。
うん。でも、エライのに気さくなお坊さんが野良猫たちの物語を通じて人の世を教えてくれてる、っつーか。『夜廻り猫』には「救い」を感じるんだよ。だからオレは深谷先生は菩薩様なんだろうとほぼホンキで思ってる。
宗教のことなんて何もわかりませんけど、そう感じるのはわかる気がしますね。染み込みっぷりが濃い。
そもそも、なんで「猫」だったんだろう。先生が猫好きってのはもちろんあるにせよ、この人間生活とのシンクロ感がすごいんだよ。
猫って生物学的にソロで生きるのか集団(社会)で生きるのか…その間を選んで生きてる感じしますね。人間に対しても。飼われることもある。けれど独立は保っている、みたいな。なんつーか、そうありたいという姿を猫に見るんですかね。
んー。そういう意味で言えば、人間はみんな猫でありたいんだなw。
もしかして21世紀になってよけいに猫的になってきたのかもしれません。会社や家庭に飼われなくても生きていくことができるようになってきて。
そういえば、オレもどんどん猫化してるなぁ。獲物が取れなくて貧しい野良猫だな。ま、それなりに楽しく生きてはいるけど。
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